『君の好きは無敵』第5話|キャラクターを守ること

『君の好きは無敵』第5話を見ました!

今回は、ついに瀬尾くんたちが生み出したキャラクター「チュチュチュエラ」が店頭販売開始!

そして、キャラクターを世の中に送り出した後に起こる、さまざまな問題が描かれました。

さらに最後には、瀬尾くん自身の「好き」にも大きな変化が……。

今回もキャラクターデザイナーとして考えさせられる場面がたくさんありました。

ついにチュチュチュエラが店頭へ!

ついに店頭販売が始まったチュチュチュエラ。

ところが、思ったようには売れません。

同じ日に発売された「酷評モルコ」はすでに完売しているのに、チュチュチュエラはなかなか手に取ってもらえない。

そんな状況の中、メリーのキャラクタープロデューサー・佐々岡さんから、

「ぬいぐるみを置いているだけではなく、コンセプト設定まで知ってもらえるような置き方を…」

というアドバイスがありました。

これは、キャラクターを作る側としても、とても重要なことだと思いました。

キャラクターは、ただ「かわいい絵」や「ぬいぐるみ」を置けば魅力が伝わるわけではありません。

どんな性格なのか。

どんな世界で生きているのか。

どんな想いから生まれたのか。

そうした背景を知ることで、ただの商品だったものが「このキャラクターが好き!」に変わっていく。

キャラクターの世界観まで含めて届けることの大切さを改めて感じました。

突然のパクリ疑惑

しかし、ここから物語は一気に急展開します。

チュチュチュエラが、サバンナ中央銀行のキャラクターのパクリだという抗議が入ります。

「販売を中止しろ」「裁判するぞ」とまで言われ、販売先からも撤退を余儀なくされます。

しかも、発売されたその日に、まだ一つしか売れていないタイミング。

なぜ、その日にパクリ疑惑が出たのか。

そして、どうやってチュチュチュエラの存在を知ったのか。

草壁さんたちは疑問を抱きます。

そして、やはりその裏にはメリーの社長・大三島の存在がありました。

サバンナ中央銀行の社長との密会写真。

どう考えても怪しい……。

相変わらずの大三島社長です。

瀬尾くんの前に、草壁さんの元カレが!

パクリ疑惑を晴らすため、瀬尾くんが連れてきた弁護士。

なんと、草壁さんの元カレ・麦くんでした。

ここからは仕事だけではなく、瀬尾くんの恋心まで絡んできます。

元カレの存在が気になって仕方がない瀬尾くん。

「もしや、瀬尾くん、草壁さんに恋してる!?」

と思わず笑ってしまいました。

佐々岡さんが裏で動いていた

その後、サバンナ中央銀行がパクリ疑惑を撤回。

そして、写真を送っていた人物が佐々岡さんだったことが判明します。

しかし、そのことが大三島社長に知られてしまい、佐々岡さんには「島流し」のような報復人事が待っていました。

一方で、チュチュチュエラの販売を続けるため、草壁さんから新しい人材を入れてはどうかという提案も。

その候補として佐々岡さんの名前が出ますが、瀬尾くんには複雑な感情があります。

なぜなら、佐々岡さんはかつて瀬尾くんと一緒に仕事をしていた仲間。

それなのに、瀬尾くんが生み出した「まんぷくモルコ」が「シニカルモルコ」へ勝手に書き換えられた時、その変更に佐々岡さんも関わっていたからです。

瀬尾くんが恨むのも当然です。

それでもキャラクターを守ろうとしていた佐々岡さん

しかし、佐々岡さんにも佐々岡さんなりの想いがありました。

本当は「まんぷくモルコ」を守りたかった。

でも、社長に逆らうことができなかった。

それでも、瀬尾くんが生み出した他のキャラクターたちを会社に残って守りたい。

そのために辞めることもできず、必死にもがいていた。

自分も社長に加担してしまったことを責め続けていた佐々岡さん。

このあたりは、単純な「敵」「味方」では片付けられない、人間の難しさが描かれていたように思います。

そして瀬尾くんは、そんな佐々岡さんと向き合います。

過去のことをすべてなかったことにするわけではない。

でも、互いの想いを理解し、

「恨みっこなしでノーサイド」

昔の二人のコンビが、再び戻ってきます。

佐々岡さんはメリーを退職し、瀬尾くんと一緒にキャラクターを作っていく道を選びました。

この展開は、かなり胸が熱くなりました。

キャラクターを「守る」という仕事

今回の話を見て改めて感じたのは、キャラクターデザイナーの仕事は「キャラクターを生み出すこと」だけではないということです。

生み出したキャラクターをどう育てるのか。

どう世の中に届けるのか。

そして、どう守っていくのか。

キャラクターが人気になればなるほど、さまざまな人が関わり、さまざまな事情が生まれます。

だからこそ、キャラクターそのものだけではなく、そのキャラクターに込めた想いや世界観を守ってくれる人が必要なのだと思いました。

「好き」に夢中になる気持ち

そして最後には、もう一つ大きな変化が。

草壁さんが元カレに別れを告げられた理由。

それは、元カレが筋肉アイドルのアーノルド・シルベスターに夢中になり、追いかけ弟子入りしたからでした。

その話を聞いた草壁さんは、

「今ならわかる、その気持ち」

と思います。

自分自身も、好き(チュチュチュエラ)に夢中になっていたから。

好きなものを追いかける気持ち。

好きなものに夢中になる気持ち。

それがどれだけ大きな力になるのか。

そして、歌い始めたアーノルド・シルベスターの曲の歌詞が、まさかの伏線回収。

そこで瀬尾くんはようやく気づきます。

自分は、草壁さんに恋をしている!?のだと。

キャラクター制作だけでなく、瀬尾くん自身の「好き」も、ここから大きく動き出しそうです。

第6話がますます楽しみ!

今回は佐々岡さんにとっての、過去への決別の回だったように感じました。

キャラクターの世界観を守ること、そして一緒に作る人たちとの信頼関係。改めて大切なことだと感じました。

また、キャラクターを世の中に届けることの難しさ。キャラクターを守ることの大切さ。

そして、「好き」という気持ちが人を動かす力。

いろいろなことが描かれた回でした。

キャラクターは、作って終わりではありません。

そこから誰かに知ってもらい、好きになってもらい、育ててもらう。

そして、その存在を守っていく人も必要になる。

自分自身もキャラクターデザイナーとして、これからも「作って終わり」ではなく、そのキャラクターが長く愛されるためにはどうすればいいのかを考えながら、キャラクターを生み出していきたいと思いました。

チュチュチュエラがこれからどのように販売展開されていくのか。

そして次回は……

瀬尾くんと草壁さんの関係が、いよいよ動き出す!?

キャラクターの物語と、二人の「好き」の行方。

第6話も楽しみにしています!!


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第4話を見た感想はこちら

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