『君の好きは無敵』第6話|キャラクターを信じて突き進むということ

『君の好きは無敵』第6話を見ました!

今回は、これまで以上に内容が濃く、そして個人的にもかなり好きな回でした。

チュチュチュエラが少しずつ世の中に広がっていく。

そして何より、瀬尾くんたちが初めて自分たちのキャラクターを他人に認めてもらえた回だったように感じました。

引き続き「好きの搾取」はしない

廣瀬さんと佐々岡さんを雇い、正式に雇用契約を結ぶことになったデザイン瀬尾。

瀬尾くんは、「好きの搾取はしない」と決め、二人にもしっかりと報酬を支払うことにします。

これまでの物語でも何度も描かれてきた「好きの搾取」。

好きだからこそ、やりがいだけで仕事をさせるのではなく、きちんと仕事として対価を支払う。

瀬尾くん自身も第4話で「自分も好きの搾取をしているのではないか」と悩んでいました。

そこから一歩進んで、今回はきちんと形にしたところが印象的でした。

チュエラが売れるのが先か、資金が尽きるのが先か!

とはいえ、デザイン瀬尾の経営はかなりギリギリ。

「チュエラが売れるのが先か、デザイン瀬尾の資金が枯渇するのが先か」

そんな状況で、事務所のブレーカーまでショート。

一同は草壁さんの家へ移動することになります。

そしてここから、瀬尾くんが草壁さんを意識しまくる(笑)。

これはもう……恋ですね。

瀬尾くん(M!LK佐野勇斗さん)のコミカルな演技にツボですw

チュエラの「ブルーオーシャン」を探す

なかなか売れないチュエラを、どうすればもっと世の中に届けられるのか。

草壁さんは「ブルーオーシャン」、つまりまだ開拓されていない市場を探し始めます。

そこで目をつけたのが、ストレスを抱えるおじさんたちでした。

きっかけになったのは、サバンナ中央銀行の社長。

なんと廣瀬さんは、以前から社長にチュエラのぬいぐるみをプレゼントしていたんです。

そして社長自身が、

ストレス腰痛で苦しんでいたところにチュエラがストレスを軽減してくれたり、支えになってくれている

と話します。

ここで、チュエラの新しい可能性が見えてきます。

「かわいいキャラクターを子ども向けに売る」

だけではない。

大人の心にも寄り添えるキャラクターなのではないか!?

草壁さんが新しい市場を見つける瞬間でした。

さすが敏腕コンサルタントですよね!私にもそんな相棒が欲しいところです。

強面のおじさんたちとチュエラ(笑)

そして大手鉄鋼メーカーから、チュエラについて話を聞きたいという依頼が。

ところが、相手からは、

「実績は?」

「エビデンスは?」

と厳しい質問が飛んできます。

まだ実績のないデザイン瀬尾にとっては、かなり厳しい状況。

しかも、ぬいぐるみに触れることすらなく、話を終わらせようとする相手。

そこで瀬尾くんは、チュエラ可能性を必死に伝えます。

さらに草壁さんが、

「会社幹部が一週間、常に肌身離さず持つのであれば、ぬいぐるみをすべて無料で差し上げます」

という大胆な条件を提示。

こんな条件を飲むところもドラマだなぁと言った感じですが、そこはさておき。

追加発注がなければ、デザイン瀬尾は倒産。

もう後戻りはできません。

チュエラを信じるしかない。

チュエラが開けた「扉」

そして一週間後。大手鉄鋼メーカーの幹部たちと再び面談。

ストレス軽減なんてものは無かったが、チュエラを持っていたことで、新人社員が話しかけてくれた。そこから面白いアイデアなども聞けた。と、

「ストレス対策」という当初の目的とは少し違うところで、チュエラが役割を果たしていました!

チュエラが、人と人との会話のきっかけになったのです。

そして大阪支社では、離職率が高いことからチュエラを全員に配っていた。(これは、チュエラが大阪でも広まる可能性が?)

結果は、

追加で1000体発注したい。

……いやいや、そんなアホな!!

とは思いました(笑)。

強面のおじさんたちがチュエラを取り合っている姿も、かなりシュールでした。

でも、ドラマとしてはとても大切な場面だったと思います。

「チュチュチュエラがいい理由」

他のキャラクターではなく、なぜチュエラなのか?

ハイエナというと、一般的にはあまり良いイメージを持たれない動物かもしれません。

しかし、そこがチュエラの魅力。

「嫌われ者のイメージがあるハイエナがモチーフなのに、すごく可愛いキャラクター」

というチュエラならではの理由がある。

ここに、キャラクターのコンセプトの大切さがあるように感じました。

ただ「かわいいキャラクター」を作るのではなく、

「このキャラクターだから好き」

と思ってもらえる「理由」を持っている。

それが、唯一無二のキャラクターにつながっていくのだと思います。

キャラクターに意味を持たせることの重要性を改めて感じることができました。

「好きを言葉にできない人たちへ」

今回、草壁さんが最後に見つけたチュエラの可能性。

それは、

好きを言葉にできないすべての人たちに、キャラクターを届けること。

キャラクターを通して、誰かとつながる。

言葉にできない気持ちを、キャラクターが代わりに伝えてくれる。

第4話で描かれた「誰かを支えるキャラクター」というテーマとも、ここでつながったように感じました。

私もそんなキャラクターをこれからもデザインしていけたらなと感じました。

キャラクターを信じて突き進む

第6話で一番感じたのは、

「自分たちが生み出したキャラクターを信じること」

でした。

実績がない。

売れていない。

周りから評価されない。

それでも、「このキャラクターなら大丈夫」と信じて進む。

もちろん、現実の仕事ではそんな簡単に物事は運びませんし、1000体の追加発注が決まるわけでもありません。

それでも、自分が生み出したキャラクターの可能性を信じて、どうすればその魅力が伝わるのかを考え続ける。

これは、キャラクターデザイナーとして自分自身も大切にしたいことです。

そして今回、瀬尾くんたちが初めて「自分たちのキャラクターが誰かに認められた」ことが、見ていてとても嬉しかったです。

チュエラが少しずつ世の中に広がっていく展開、見ていてワクワクしました。

「酷評モルコ」と「チュチュチュエラ」対照的な2つのキャラクター

一方、MERRYでは大きな問題が起きていました。

メディア出演をきっかけに「酷評モルコ」が炎上。

大三島社長は謝罪会見を開き、あっさりと酷評モルコを封印するよう指示します。

これまで人気キャラクターとして売れていた酷評モルコも、問題が起きれば「捨てる」。

そんな大三島の判断に対して、チーフデザイナーの門戸さんが口にした、

「そんなにうまく事が落ち着くかしら? キャラクターは生きてるの」

という言葉が、とても印象に残りました。

このドラマではこれまでにも、キャラクターを「商品」と見るのか、それとも「生きている存在」と見るのかという対立が何度も描かれてきました。

大三島にとってキャラクターは、売れる商品であり、会社を動かすための存在。

一方で瀬尾くんたちにとっては、自分たちの「好き」から生まれ、誰かの心を支えたり、人と人をつないだりする存在です。

今回、その違いが酷評モルコとチュチュチュエラという二つのキャラクターを通して、よりはっきり見えたように感じました。

酷評モルコは、すでに大きな人気を得たキャラクター。

それに対してチュエラは、まだ何の実績もありません。

それでも瀬尾くんたちは、チュエラを信じて、どうすればこの子の魅力が伝わるのかを必死に考えている。

そしてMERRYでは、SNSで不買運動まで起こり、大三島社長はますます追い詰められていきます。

この先、酷評モルコやメリー、大三島はどうなっていくのか気になるところです。


そして、まさかの新事実!

そして最後にとんでもない事実が!

メリーのチーフデザイナー・門戸さん。

なんと、瀬尾くんのおばあちゃんだった!!

ここで終わるの!?

というところで第6話終了。

いやー、次回が気になりすぎます!

そして、瀬尾くんと草壁さんと佐々岡さんの恋の三角関係も気になるところ。

チュエラの今後の展開と、瀬尾くんの恋の行方。

どちらもますます気になる第6話でした!

「ミッドナイト押入れアカペラ女」今週も大満足でした!


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